前回からヨハネによる福音書の講解説教です。前回と今回の箇所を合わせて、プロローグの箇所です。今日の聖書箇所では、洗礼者ヨハネが紹介されます。一つ目が6~8節です。ヨハネは光ではなくて、光を証しをするために来ました。ヨハネは光としてきたのではなくて、光である主イエスを証して信じさせるために来ました。


 そしてすぐに主イエスの話になります。9~13節です。言葉・光は、自分の民のところにきたが、民は受け入れません。しかし言葉・光・主イエスを受け入れた人々には、神の子となる資格が与えられます。直接主イエスの言葉を聞いた多くのユダヤ人が主イエスをむしろ殺す側になったのに対して、ユダヤ人ではない私達が神の子となります。それは、血によってでもなく、肉の欲によってでもなく、人の欲によってでもありません。ただ神によって生まれました。


 14節です。この方の栄光は、恵みと真理とに満ちていました。そしてヨハネの二つ目の紹介です。15節です。証する人としてのヨハネです。ヨハネが後から来る方である主イエスを証します。この方は、私よりも優れていて、私よりも先におられたといいます。天地創造の時の言葉ですから、先におられました。


 そして私達は、恵みの上に更に恵みを受けます。16~18節です。ここでは、恵みと真理が、モーセを通して与えられる律法と対比して描かれています。恵みと真理はイエス・キリストを通して現れました。なぜなら、神を見た者は一人もいない中で、父のふところにいる独り子である神、イエス・キリストが神を示されました。


 このヨハネによる福音書は、そのように父なる神を示された主イエスをこれから丁寧に描いていくことになります。