今日の聖書箇所は、洗礼者ヨハネの二人の弟子が去った直後です。主イエスがヨハネについて語ります。24~28節です。預言者以上の者、救い主主イエスの先触れとして歩む者、最も偉大な者として、主イエスは群衆にヨハネを紹介します。


 ただし、神の国で最も小さなものでも、彼ヨハネよりは偉大だと言います。神の国は、17章20節以下にありますように、いつ、どこに来るというようなものではなくて、あなたがたの間にあります。主イエスを信じて、神の国を生きる者は、最も偉大なヨハネよりももっと偉大な元のして神に受け入れて頂けます。


 そこで肝心なことは、ごっこ遊びに招くようにして主イエスが招いて下さる神の国の喜びに私達もまた連なることです。当時の人々の反応を主イエスは嘆いておられます。31~35節です。ヨハネについても主イエスについても、33・34節で大変な悪口が言われています。勿論それらの悪口が正しいはずもありません。


 そして知恵の正しさ、主イエスの正しさ、主イエスの教えの正しさは、主イエスに従って歩む弟子たち、私達によって証明されます。これは主イエスが、私達を高く評価し、私達に大切なつとめを委ねておられるということではないでしょうか。