今日の聖書箇所でまず目に留まるのは、「主の祈り」が教えられていることです。1~4節です。この中身は、マタイと微妙に異なっており、大切なのはその祈りの心であって、祈りの言葉の細かい一字一句ではないことがわかります。
そして後半の、例え話からはじまります、神様は求める者に与えられるという箇所では、マタイが「良いもの」を与えられるとなっているのに対して、「聖霊」が与えられるとはっきり宣言されていることが大きな違いです。13節です。
まず必要なことは、本気で求める(求め続ける)ことです。私達の祈りが、祈っているようでありながら、実は諦めの祈りになっていないか気を付けましょう。
次に「聖霊」に注目しましょう。マタイでは、「良いもの」となっていますが、マタイのときにお話ししましたように、聖霊が与えられるならば、全ての良いもので満たされます。聖霊降臨日(ペンテコステ)は来月ですが、今日聖霊の大切さを思いましょう。求める者に与えてくださる神の恵みに感謝して。