今日の聖書箇所、20節までは、前回も読みました。しかし説教では触れなかったので、今一度みてみましょう。17~20節です。ここで一番注目統べき点は、弟子たちは悪霊さえも屈伏する力を与えられたことを喜びます。しかし主イエスはそれよりも、天に名が記されていることを喜べと仰います。悪霊を屈伏させても、様々な病を癒しても、全てはこの世界での出来事に過ぎません。全ては過ぎ去っていきます。しかし天に記された名は、終末も越えて永遠の出来事です。私達はこの世の様々よりも、永遠の命に関わることを喜ぶのです。
 そして主イエスは、神に向かって語り、祈ります。21・22節です。前回の箇所では、主イエスが悔い改めない町を叱っていました。しかしそれでもなお、信じて、主イエスに従う人々もいました。そして主イエスは、そのような人々を起こす神をほめたたえます。幼子のようなものに示す神の摂理は、御心に適うことです。十字架よりも以前のこのときには、まだ誰にでも示されるわけではありません。
 そして、その幸いを特に弟子たちだけに語ります。23・24節です。多くの預言者たちや王たちが願ってもかなわなかった(見ることも聞くこともできなかった)ことをあなたがたは経験しているのであって、ここに幸いがあります。
 私達もこの御心に適う者たちとして、この幸いを生きましょう。